安倍元首相を銃撃した山上徹也容疑者。
殺人事件を起こした、ということで重い罪にあたると思いますが、その相手が元首相ということで、その積みの重さがどのくらいなのか、気になっている方が多いようです。
また、山上容疑者を救いたい、助けたいと思う人もいるようです。
一体どういうことなのでしょうか?
山上徹也の罪の重さは?

山上徹也容疑者の積みの重さは一体どのくらいなのでしょうか?
過去にも、政治家が狙われて死亡したケースがあるようです。
浅沼稲次郎暗殺事件(1960年)
1960年、社会党の浅沼稲次郎委員長が演説中、17歳の少年に刺殺されました。
少年は鑑別所にて自殺をしたため判決が出ていないそうです。
石井紘基刺殺事件(2002年)
2002年、石井紘基刺殺事件では、民主党所属の石井紘基議員が、自宅の駐車場で暴力団関係者に刺殺されました。
この事件では、地裁、最高裁ともに無期懲役の判決が出ています。
長崎市長射殺事件(2007年)
2007年、長崎市長射殺事件では、伊藤一長長崎市長が遊説後、自身の選挙事務所に帰宅した直後に暴力団関係者に銃殺されました。
この事件も、最高裁で無期懲役の判決が出ています。
これらの例を見ると、無期懲役となる可能性は高いかもしれません。
落合洋司弁護士は以下のように語っていました。
長崎市で2007年4月、市長選で再選を目指し選挙運動中だった伊藤一長前市長が射殺された事件で、長崎地裁は暴力団幹部の被告に死刑判決を言い渡しました。
控訴審で無期懲役となりましたが、今回の事件の場合、社会的影響、計画性を考えると悪質性が高く、死刑判決が出る可能性は十分にあります。
今回の事件は、日本で最も長く総理大臣を務め、日本の政治にとても大きな影響を及ぼした人物に対する射殺で、社会的影響も大きかったために、死刑となる可能性も十分にあるようです。
山上徹也を救いたい、助けたいと署名が多数!
そんな中、山上徹也容疑者を救いたい、助けたい!といった声が多く上がっているようです。
理由としては2つあるようです。
山上徹也を救いたい、助けたい理由①:過酷な生育歴を鑑みての温情
山上容疑者の母親は、統一教会(現世界平和統一家庭連合)に入信する前にも別の宗教団体にのめり込み、ほぼ育児を放棄し、父親と母親の間にはその事で喧嘩が絶えず、その後父親は自殺しています。
母親は統一教会に入信すると、まだ幼い子供達を残して度々韓国に行き、その間、子供達は食べるものすらない状態が続き、母親が旧統一教会への1億円超えの献金にを行い自己破産。
お兄さんもいたようですが、難病のため自殺したそうです。
とても過酷な環境で育った山上容疑者を可哀想に思う人も多いようです。
山上徹也を救いたい、助けたい理由②:真面目、努力家で更生の余地がある
とても過酷な環境で育った山上容疑者ですが、そのような苦悩を抱えながらも、学生時代は勉学に勤しみ、社会人になってからも様々な資格を取得するなど、真っ当に生きようと努力していた一面もあったようです。
そういった人間性を見ても、減刑しても良いのでは?といった声も多いようです。


今からでも幸せになってほしいです。

また政権、与野党と統一教会の関係も今も知りませんでした。
また山上氏は悲惨な幼児期~現在をよく生き抜いてきたと思います。
